その春休み、
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昨年春から千葉に就職してアパートで独り暮らしを始めた長女。
お正月休みの帰省がすれ違いになってしまったのでバリから帰国した帰りに初めて彼女のアパートに寄って来た時のこと。
前夜から用意してくれていたと言うモツ汁をごちそうになりました。
娘の手料理を食べるのはこれが初めてだったのだけど、そのモツ汁は母の味でも義母の味でも娘母の味でもない彼女独自の味付けでとても美味しくいつの間にかもう立派な女性になってることにちょっと感動しました。
帰り際にお年玉を渡そうとするともう働いているからいいと、いやいやまた帰省するとき の交通費だからと何度も渡そうとしたけれど頑なに受け取りませんでした。
僕だったら喜んでもらってしまうのにもうちゃんと自立してる姿に涙を堪えるのに娘の顔をいつまでも見ていられませんでした。
玄関を出て駐車場に向かうところでほんとは彼氏を紹介したかったと。
今までそう言う話はこれっぽっちもなかったので不意をつかれましたが不思議なほど冷静に受け入れられました。
同じ職場で働く学校の2年先輩とのことで将来は独立したいのだそう。
いいじゃん一緒にやればいいじゃんと同じ夢を持つ二人を自然と応援してあげました。
写真を見せてもらったけれどやさしそうな男子で安心しました。
もう8年にもなるけれど、長女が中2の時に家を出て父親らしいことはなにもしてあげられなかったのですが、いつの間にか立派な大人の女性になってくれてほんとに良かったです。
早いものでこの春に大学2年生になる次女も今年で二十歳です。
お正月休みの帰省がすれ違いになってしまったのでバリから帰国した帰りに
前夜から用意してくれていたと言うモツ汁をごちそうになり
帰り際にお年玉を渡そうとするともう働いているからいいと、
玄関を出て駐車場に向かうところでほんとは彼氏を紹介したかった
もう8年にもなるけれど、長女が中2の時に家を出て父親らしいこと
早いものでこの春に大学2年生になる次女も今年で二十歳です。
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