ヴィパッサナーの旅 ②.
一日10時間の瞑想時間は目を瞑って静かに座ります。
人の五感は8割以上が視覚からの情報と言われてますが、この視覚がなくなったことにより、聴覚がとても繊細になりました。
20名の宿舎で言葉も交わさず共同生活する訳ですが、音にとても敏感になり、静かに丁寧に行動する人、がさつに行動する人、見なくても音で察するようになり、、この聴覚が繊細になったこともこの旅の大きな収穫でした。
TVはもう10年ほど前から、ほんとに見たい番組だけ録画で見るだけになりましたが、(最近は録画しても見なくなったので、帰ってからは番組をチェックするのも止めて新聞辞めました)
キッチンで料理や食事する時のFMラジオは欠かせませんでしたが、帰ってからは自然と必要なくなり、無音で料理をすると、ザクザクと野菜を切る音、甘夏の実を白い房から剥ぐ時のプリプリとする音が新鮮に心地好く聞こえるようになり、音楽やラジオDJの音でなく、鳥の鳴き声や遠くから聞こえる車の音、住宅街なので外から小さく聞こえる近所で遊ぶ子供の声や人の話声、そんな小さな自然な音がとても心地好く感じるようになりました。
そんなこともあり、コース中の想いとして、もっとシンギングボウルに取り組みたい気持ちが湧いて来ました。
もともと、会社勤めを辞めようかと想い立ったきっかけは、タイ古式マッサージをやって行きたい気持ちでしたが、一年前にフリーとなった時には、タイ古式とヨガクラスを半々でスタートした訳ですが、コース中の想いとしてはもっとヨガクラスもやって行きたい気持ちになりました。
でもどちらかと言うと、体のことよりも、心の静けさや瞑想をお伝えして行きたいですね。
つづく。
ヴィパッサナーの旅 ④.
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