心を整える(長谷部 誠)
サッカー日本代表キャプテン
何度か読み返したい本。
「心を整える」
一日の終わりに必ず30分間、心を鎮める時間を作る。心を整えてメンテナンスする。
常に安定した心を備えることによって、自分を見失わなくてすむ。
「整理整頓は心の掃除に通じる」
ドイツには「整理整頓は、人生の半分である」ということわざがある。
「過度な自意識は必要ない」
周囲の人は自分が意識している程、自分のことを見ていない。
「マイナス発言は自分を後退させる」
愚痴は何も生み出さないし、周りで聞いてる人の気分も良くない。
「子供の無垢さに触れる」
子供の純粋さが心の重圧を洗い流してくれる。
「真のプロフェッショナルに触れる」
その道のプロフェッショナルと呼ばれる人にはそれなりの理由があり、学ぶことが多く、刺激になる。
「努力や我慢はひけらかさない」
努力や我慢は秘密にすべき。周囲からの尊敬や同情は自分の心の中に甘えを呼び込んでしまう。
「読書は自分の考えを進化させてくれる」
(長谷部誠のベスト5+1)
「読書ノートをつける」
本を読んでいていいなぁと印象に残ったフレーズをノートに書き写す。
後でもう一度本を読み返すよりも時間の節約になるし、ノートだからいつも持ち運べる。
「夜の時間をマネージメントする」
寝るまでの1時間を大事に過ごし、日々のリズムを普段から整えることにより、良い睡眠が得られる。
□ リラクゼーション音楽をながす。深き眠りへ・・・(究極の眠れるCD)(波や川の流れの音とともに癒し系の音楽)
□ お香を焚く。ハッピー(クンバ社)(和のテイストを保ちつつ、バニラのような甘さがミックス)
□ アロマオイルを首筋につける。ナイトタイム(ニールズヤード レメディーズ)(ほのかに甘く、森の中にいるような爽やかな香り)
□ 耳栓をする。(仕上げは耳栓)
「常に最悪を想定する」
何が起こっても心が乱れない様に、普段から常に最悪の状況を想定しておく。
何が起きてもそれを受け止める覚悟をしておく。
「迷った時こそ、難しい道を選ぶ」
難しい道ほど自分に多くのものをもたらし、新しい世界が目の前に広がる。
但し、今いる場所でまだ何もやり遂げられていないなら、新たな道に進むより、そこに留まる方が得るものが多い。
「自分の名前に誇りを持つ」( 誠 )
嘘をついてはいけない。
人に優しくなれる人間になりなさい。
常に誠実でいなさい。
【 正 実 】
「正論を振りかざさない」
人にはそれぞれ価値観があって、絶対的な正解なんてない。
何かを伝える時にはまず相手の気持ちも想像しなければいけない。
正論を振りかざしたら、かえって周りに迷惑をかけてしまうこともある。
「目を見て話せば、思いは伝わる」
あとがき
「自分自身の内なる弱さを認め、それと向き合って生きて行く」
「自分の弱さを知ってこそ、人は他人に優しくなれる」
「そのために心を整え、心の準備に神経と時間を費やす」
※ この本の売り上げの印税はユニセフを通じて東日本大震災支援のために寄付される。
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