ヨガのクラスでは体を動かしてヨガのポーズ(アーサナ) をメインに練習します。
ポーズができるとか、できないとか、
体が柔らかいとか、固いとか、
そういうことに意識が行ってしまいがちですが、
それらのことには全然気にする必要はありません。
一番意識を向けて欲しいのは 「 呼吸 」 です。
ふだんの日常生活では呼吸に意識を向けることはまずないと思いま す。
でもヨガの練習をしているこの60分間は、 最後のシャバアサナをしているときを除いてずっと自分の呼吸に意 識を向けていること。
自分の呼吸に意識を向けて自分の内側とまっすぐに向き合うこと。
自分の内側の声を聞くこと。
そうして呼吸をコントロールする練習をすること。
呼吸のコントロールを意識的にできるようになると、 自分の感情もコントロールし易くなります。
ヨガの練習は呼吸の練習です。
その練習を継続して続けていくことにより、 いつの間にか自然とポーズができるようになったり、 体が以前よりも柔らかくなっていることに気づけると思います。
体が柔らかくなるのは後から気づくおまけのようなものです。
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東北の震災から丸三年が経ちました。
昨夜のクラスで最後にお話しさせていただいたこと。
今日も一日、無事に過ごせたことに感謝して。
暖かい電気があることに感謝して。
綺麗な水があることに感謝して。
おいしい食べ物があることに感謝して。
生きて行くことは感謝して行くことです。
たとえ何かネガティブな出来事があったとしても、そのことで何かしらの気づきを得られるものです。
ネガティブな出来事もちょっと角度を変えて、見方を変えることでポジティブなエネルギーに変えることができます。
それが愛と感謝の心です。
僕がヨガクラスを通してみなさんにお伝えしたいこと。
愛と感謝の心を大切にすること。
僕もそのことを忘れずに、クラスを続けて行きたいと思います。
ありがとうございます。
しょう。
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