ここ数年?(覚えてないだけかもしれないけれど?)あまり落ち込むこととか無縁な感じだったのだけど、つい先日ほんの些細なことだけど、精神的にかなりダメージを受けました。そこから気づきをいただき、少しは成長もできたけど、まだゆらゆら心は揺らいでいます。このことは自分の心を成長させてくれる試練だと思えるので、もう少しこのまま時間をかけながらつき合っていこうと思います。
そんなこともあって、朝起きてやっぱりクラスの予約メールが入っていないと気分も落ち込んだままで、今朝は宅練をする気分にもならなかったけれど、読みかけの本を読み終わる頃には誰も来なければ自分の練習をすればいいやと気持ちも切り替えられ、少しは元気になりました。
窓ガラス一面の松林を正面に、贅沢な自主練開始。。。
いつもの宅練はフルプライマリーを1時間くらいのハイペースで練習しているんだけど、今日は時間もスペースもたっぷりあるので呼吸をゆっくり、動作もゆっくり、丁寧に練習しました。宅練では前半のスタンディングポーズを18分ほどのハイペースだけど、今日は倍以上の40分。ゆっくりやることで新たな気づきもあって、アシュタンガヨガって同じポーズを同じ順番に毎日毎日繰り返し練習するんだけど、何年も練習を続けていても、ああこうすればいいんだと新しい発見があり、ポーズが深まって行く。
アシュタンガヨガって同じことを繰り返してるだけじゃん、てちょっと冷めてしまった時期もちょっぴりあったけれど、毎日毎日同じことを繰り返すことでより奥深いところに入って行ける。またアシュタンガヨガの魅力を感じたひとときでした。
シッティングに入ると追加の呼吸(動作はしないで呼吸を整える間(ま))がちょっと増え、、この追加の呼吸が曲者で、動作をしないで追加の呼吸が入ると思考が働いてしまいます。思考が働くと心に引っ掛かっていることを意識してしまい、急激にマインドが冷め、シッティングの途中で練習終了。結局今日もちょうど1時間の練習でした。
タイマーを掛けて15分のシャバアサナ。。。タイマーの音に気づかずにそのまま深い眠りに落ちてしまったかのようでしたが、暫くぼーっとしているとタイマーのシンキングボウルの音が鳴りました。
楽な姿勢で座り、目の前には黒松の林。
今日は風が強めに吹いていたので若い細めの松の木がゆらゆら揺らいでいます。
年輪を重ねた太い松の木はどっしりとほとんど揺れません。
しばらくぼーっとその松林を眺めているうちに、ふとマツノキ瞑想(今日自分で命名 笑)をしてみようと思い立ちました。
どれか一本の松の木を決めて、ゆらゆら揺れるその一本の松の木をただただ眺め続ける。
一般的な瞑想では腹式の自然呼吸だと思うけれど、ゆっくりと長く深い呼吸をしました。吐く時はもうこれ以上吐けないところまで全て吐ききって、吸う時もゆっくり細く長く深くもうこれ以上吸えないところまで、完全呼吸です。全て吐ききることで自分の中にあるいらないものを手放して、吸いながら新しいプラーナを取り入れて、またいらない感情を手放して、新しいものを取り入れて、、心と体を浄化して行きます。これもタイマーをかけて15分。終わる頃にはかなりすっきり気持ちも明るくなりました。
ヨガのクラスをするようになって、今まではどちらかと言うと教科書通りのやり方だったり、ほかの先生の真似してみたり、自分らしさが欠けていたけれど、全く教科書にないことでも、自分がいいと思ったことを自分らしく好きなようにやっていいんだと気づきました。確かに自分でも個性的な先生の方が魅力を感じるしね。
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アシュタンガヨガのいいところはポーズの順番が明確に決まっているので覚えてしまえば自分一人でセルフプラクティスが容易にできること。
毎日続けているうちにシークエンスを体が覚えてしまうので、思考を働かせずにポーズに集中できること。これが動く瞑想と言われるところだと思います。
そして毎日毎日同じことを繰り返していることでもふと新たな気づきが得られるときがあります。そうです、答えは自分の中にあって自分にとって自分が一番の先生なのです。
ヨガに対してまた一段階向き合い方が深まった気がします。
アシュタンガヨガで自分の内面を探求しながら、瞑想で自分の中に埋もれているいらないものを手放して、ほんとうの自分を探す旅を続けて行きたいと思います。
そんなわけで今残っているチケットが終わったら暫くは宅練に切り替えようかと思います。
千本プラザに飾られていた雛壇飾り。
僕にも娘が二人いるので昔は雛壇を飾るのも片付けるのも大変で一大イベントだったのを思い出しました。笑
最近はもう出していないのかな?
〜四つのテスト〜
言行はこれに照らしてから
1. 真実か どうか
2. みんなに公平か
3. 好意と友情を深めるか
4. みんなのためになるかどうか
些細な言行でもある人にとっては大きく傷つくこともありますからね。
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