アシュタンガヨガの練習は深くて質の良い呼吸を繰り返し、体の中でエネルギーを循環させながら熱をつくり、たくさんの汗をかきます。。。
そしてこのアーサナの練習で体の中の老廃物が汗とともに体外に放出される。
アシュタンガヨガの練習は浄化作用のある練習方法だと実感は前々からありました。
何年も前にケン先生から何度かお聞きしていた話。
「体内の老廃物が汗と一緒に出るけど、その汗は体の外に出るとミネラルになるからタオルで拭くんじゃなくて、体に擦りこむといいんだよ。」
アシュタンガヨガの練習をされてる方でケン先生からこのお話を聞かれた方は多いかと思います。
今でこそケン先生のお話はだいぶ理解できるようになりましたが、昔は自分の未熟さもあって???なお話もいろいろあって、この話も、、ええ~またまた~(^^)? と半信半疑に聞き流していて、自分の汗はいつもしっかりタオルで拭いていました。
昨年年末に富士であったケン先生のスペシャルウィークで久しぶりにフルプライマリーレッドクラスを受けた時のこと。
冬とは言え、満員のスタジオでアシュタンガフルプライマリークラスが終わり、最後のシャバアーサナに入る頃には、スタジオ内の熱気で床がヒタヒタに湿気るほどで自分もしっかり程良く汗をかきました。
その時、ビショビショの汗というほどではなく、程良い汗だったからか、シャバアーサナに入りながら、なんとなくタオルで拭かずに手で汗を肌に擦り込んでみました。
するとどうでしょう、、以前ならフルプライマリーの練習が終わるともうぐったりな感じなのですが、汗を肌に擦り込んで行くとすぅ〜と疲れが取れて行くような感覚があり、やはり冬なので練習を終えて横になっていると汗の引きも早いこともあって、すぅ〜と疲れが取れながらさっぱりとした感じになって行きました。
その時、昔聞いたケン先生のお話は眉唾ものではなかったんだぁと感動し、その後の練習ではシャバアーサナに入りながら汗をすりすりしているのは言うまでもございません。(^^;)
そして後から気づいたのですが、この話はパタビジョイス監修のアシュタンガヨガ(YOGA CHIKITSAの効用と指南書)にも明確に書かれています。
以下引用
「ヴィンヤサ」は呼吸と連動した動きを意味する。呼吸はこの規則において重要な点であり、アサナからアサナを精密な順序でつなげる。呼吸と動きを連動させ、ムーラバンダとウディヤナバンダ(錠をかける)の練習をすることによって、体内に激しい熱が生まれます。この熱が筋肉や臓器を浄化し、不要な毒素を体外に排出すると同時に有益なホルモンやミネラルを分泌します。一度出た汗を再び肌に揉み込むことによって栄養が身体に入ってきます。呼吸はヴィンヤサを整え、血液循環の効率化を確実なものにします。その結果、軽くて強い身体が作り上げられます。
以上引用終わり
そんな訳で練習後に汗をかいたら騙されたと思ってスリスリしてみてください。
そして感想をぜひ聞かせてください。
たぶん冬の方が効果を実感できそうな気がします。
何もしなくても汗ダラダラな夏はどうなんでしょう?
また夏になったらレポートしますね!
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